World Robot Summit 2025
過酷環境F-REIチャレンジ
Q & A
競技情報
過酷環境ドローンチャレンジ
(HEDC)
位置情報の通報システムについて
- Q.出場申込書類のSheet 2の安全対策の確認にて「"緊急位置通報システム(例えば: Trackimo, SPOT, など)が設置されていることを示す画像」という項目がある。私たちのチームでは、Ublox社のM9N GPSモジュールをPixhawkフライトコントローラに接続しGNSSシステムを受信しています。本項目では、TrackimoやSPOTなど、上記システムとは別にスタンドアロンのGPSモジュールが必要であることを意味しているのでしょうか
- A.スタンドアロンの報告システムが必要です。
競技時間について
- Q.プレ大会の際は2時間でしたが、本大会では1時間になるのでしょうか。
- A.競技時間は1時間になります。
補注:より多くの競技参加チームにご参加いただくための設定となります。
競技の評価方法について
- Q.競技評価点について、粒度の細かい資料(具体的な評価項目、点数)について公開予定はあるでしょうか。
- A.募集要項に記載の通り、HEDC競技委員会ではミッションシナリオの達成にむけ、新たな技術・ソリューションを提案いただく事に主眼を置いているため、詳細資料の公開予定はございません。
補注:審査委員会にて具体的な評価項目や点数配分は事前に設定されており、項目に沿った評価が行われます。
- Q.各チームで個別にミッションの遂行方法を検討し、遂行方法や達成度に応じて評価が下されるということでしょうか。
- A.提案内容と、実際のパフォーマンスを総合的に勘案し点数付けします。評価にあたっては複数の審査委員で合議の上、決定します。
補注:HEDC審査委員会はHEDC運営委員会と独立した形で組織されています。競技当日は審査委員会に所属する委員が個別に評点を行う事になります。
「自動膨張式フロート」について
- Q.機体自体が、水面に落下した場合でも浮力が確保できる構造となっています。
このような場合、フロートの追加装備は必要でしょうか。 - A.海面に浮上して、沈まないのであれば、フロートは不要になります。
補注:着水に備える機構があれば、種別は問いません。
提出書類にも同機構が備わっていることをご記載ください。
- Q.機体ペイロードの仕様上、水没対策として記載されているフロートの追加搭載ができない機体はどうすればよいでしょうか。
- A.あくまでも明らかに水没してしまう機体に対して上記対策を義務付けるものであり、あらかじめ水没対策が機体に備わっているものは適用外となります。
申請記入項目について
- Q.チームメンバーの変更は可能でしょうか。
- A.エントリー後、国土交通省航空局への飛行申請通過に向けた過程(修正指示など)での変更は問題ありません。なお航空局申請通過後は特段の事情が無い限り、変更不可となりますのでご了承ください。
補注:航空局申請を行う際には10名以上の登録も問題ございませんが、競技会への正式参加チームメンバーは最大10名となります。
- Q.事前の機体認証は必要でしょうか。
- A.募集要項に記載の通り、事前に国土交通省航空局へ申請いただき、機体登録番号を取得する必要があります。
通信回線について
- Q.独自回線で通信手段を確保するつもりですが、(安全のため)機体通信の予備回線としてLTEを使用できるよう、機体にLTE通信機を搭載している場合、審査委員にどちらの通信手段を使用しているか常に判別できるよう明示すれば、減点対象とならないでしょうか。
- A.明示していただければ、搭載しているだけでは減点対象となりません。
パラシュートについて
- Q.機体ペイロードの仕様上、パラシュートの追加搭載ができない機体はどうすればよいでしょうか。
- A.落下分散を考慮したパラシュートの搭載は推奨条件であり、義務ではありません。
補注:機体重量や飛行速度によって条件が変わるため、安全への配慮を大前提とした回答となります。全く対策がない機体を承認する主旨ではございませんので、ご注意ください。